夏限定ハーブティー「seseragu」/ ティーバッグタイプ新発売

journal

yuwelのはじまり vol.3

人生をクリエイションするということ
ー 休むことは、前に進むための力になる ー

鈴木七重さん(チムグスイ主宰)× 多田美咲(yuwel代表)

チムグスイ主宰・植物療法士 鈴木七重さんとの対談、
最後のテーマは「休むこと」です。

vol.1、vol.2では、からだの声を聞くということや、
不調との向き合い方について話してきました。

不調をどうにかする対象としてではなく、
今の自分を知るためのサインとして受け取ってみる。
その視点に立つことで、
からだとの関係が少しずつ変わっていく、
という話でもありました。


最後は、その延長線上にあった
「休むこと」について掘り下げていきます。

「休む」ということを、
「止まること」や「サボること」のように
受け取ってしまうこともあるかもしれません。

でもこの日の対話では、
「休むこと」は何かを諦める行為ではなく、
むしろ前に進み続けるために
欠かせない時間として語られていました。


<vol.1|からだの声を聞くということ>

<vol.2|不調との向き合い方>

「頑張らないと、届かない」と思っていた

多田:
七重さんの講座の中で、「人生をクリエイトする」という言葉が、すごく印象に残っています。

私は頑張らないと結果は出ない、と無意識に思っていたんだと思います。責任感が強いほうで、一生懸命やることでしか達成できない、みたいな感覚があって。

でも講座の中で、「無理をしないと夢が叶わない、なんてことはない」というお話を聞いて。
自分を癒しながら、継続できる状態でいるからこそ、自分の人生をクリエイションしていける。
その考え方が、とても心に残っています。

鈴木:
最初からそう思ってたわけじゃないんです。
私も、頑張らないと結果は出ないって思ってた。
でも、私はそもそも頑張れないタイプだったの。気質とか、生まれ持ったものってあるよね。

ただ、心と体の仕組みを知れば知るほど、自分の気力や体力が満ちているときのほうが、絶対にいい仕事ができるって分かってきた。
だから、休息、しかも質のいい休息が必要なんだな、って。

休むことは、サボることじゃない

多田:
生徒さんをたくさん見てこられる中で、
自然と「人生をクリエイトする」という言葉を伝えたいと思うようになったんですか?

鈴木:
それもあるし、自分自身の経験も大きいかな。
私はデザイン業界にいたんだけど、徹夜が当たり前みたいな世界で。クリエイティブな仕事がしたかったけど、私には本当に無理だった。
そこまでしないと夢は叶わない、っていう世界線に挫折感もあったし、でも一方で、それって本当に正しいのかな、って思う気持ちもあった。

それに、自分の子どもがこれから社会に出ていくことを考えたときに、心身を壊すのが当たり前、みたいな社会に出していきたくないなって思ったんですよね。

多田:
当時の私もですが、どこか必死で、余裕がなさそうに見える人が多いな、と感じることがあります。
サボることと休むことは違う、ということが伝わっていけば、休むことに、もう少し安心して向き合えるようになるのかもしれませんよね。

鈴木:
本当にそうだよね。一人ひとりが尊重されて、健康的で、余白があるほうが、中長期的には成果が出やすい。
ちゃんと休みながらでも、仕事で結果を出して、夢を叶えられる世界線は絶対にあるって、気づいている人は増えていると思う。
チムグスイが、そういう社会に変わっていくきっかけになれたらいいなと思っています。

「気持ちいい」を増やすことから

多田:
この対談を読んでセルフケアを始めてみたいと感じた方に、七重さんがまずすすめたいことはありますか。

鈴木:
そうですね、「気持ちいい」を増やすこと、かな。
1日の中に、1分でも2分でもいいから、気持ちいい時間を増やす。健やかって、気持ちいいとイコールだから。

多田:
本当にそうですね。嗅覚って自律神経に近いところにあって、いい匂いだなと感じた瞬間に、すっとゆるむ。
あれに勝るリラックスって、なかなかないなって思いました。

鈴木:
植物以外で、そういうところに働きかけてくれるものって、実はあまりないと思う。
今は、自律神経の乱れからくる息づらさや不調も増えているから、そういう意味でも植物が貢献できることは多いと思っています。

知識より、体感

多田:
yuwelというブランドとして込めた思いはもちろんあるんですが、まずは直感的に世界観やパッケージを気に入ってもらって、手に取ってもらい、「いい匂い」と感じてもらえる。
それがセルフケアになるなら、それだけでも十分な存在意義があると思っています。
最初は感覚的でいい。おいしい、いい匂い、気持ちいい。

鈴木:
そっちのほうが大事ですよね。体感。

多田:
はい。体感があると、自分のからだの声に意識が向くようになると思います。今まで流してしまっていたささやかな感覚が、すごく尊く感じられるようになるんですよね。
あたたかいお日様を感じて、「めっちゃ幸せじゃん」って思える。
以前の私には、それができていなかったと思います。
自己肯定感も上がるし、幸せの感じ方も、少しずつ戻ってくる。

鈴木:
幸せの感受性が、戻ってくるよね。

多田:
はい。本当に。毎日忙しい中で、無理をするが続いている人に、まずは体感してもらえたらうれしいです。

ゆらぎに気づくこと。
からだの声を聞くこと。
そして、休むこと。

休むことは、サボることではなく、
前に進むために必要な時間。

セルフケアを行い、しっかり休むことで、
ちゃんと成果を出せる自分になっていく。

この対談が、その感覚に触れるきっかけになれたら、
嬉しく思います。

<PROFILE>

鈴木七重 | 主宰/∴chimugusui Inc. 代表・植物療法士

武蔵野美術大学卒業後、企画デザインの仕事を経て、自身の不調改善のために自然療法を取り入れる。生活をシンプルにし植物の力を取り入れるうちに、不調が改善し心身が調和していく体験から本格的に植物療法を学ぶ。2009年より講師として活動。2013年より“∴chimugusui”をスタート。
成分や効果効能だけに囚われず、からだや心という自然を信頼し繋がることを大切にしたセルフケアを伝える。「心身一如」とも言えるその東洋的なアプローチで起きる変化は、体調の改善のみならず、在り方に本質的な変化を促すため、植物を使ったマインドフルネスと呼ばれる。

Instagram
@nanaesuzuki_chimugusui
@chimugusui



多田美咲 | yuwel代表

自身の不調をきっかけに植物療法と出会い、セルフケアブランドyuwel(ユエル)を立ち上げる。
化粧品・美容領域でのブランド企画・マーケティングの経験を背景に、日々のゆらぎに寄り添うブランドの企画・運営を行っている。


Instagram

@ yuwel_official

@ misakitada_yuwel