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ゆらぎのはなし
自律神経と、ゆらぎのしくみ
ー「ととのえる」とは、どういうことかー
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ゆらぎのはなし
自律神経と、ゆらぎのしくみ
ー「ととのえる」とは、どういうことかー
なんだか眠りが浅い。
理由もないのに、気持ちが晴れない。
最近、疲れやすく感じる。
そんなとき、ありますよね。
病院にいくほどではないかな、と思いがちな日常の小さな違和感。それはもしかしたら、「自律神経が乱れている」ことの影響かもしれません。
よく聞く言葉だけれど、それがからだの中でどういうことなのかは、意外とつかみにくいものです。
しくみが少しわかると、「ああ、そういうことだったんだ」と、肩の力がふっと抜ける瞬間があります。yuwelのjournalでは、季節や、こころとからだのゆらぎをテーマに、自律神経のはなしを書いていきます。毎日をここちよく過ごすために、そのしくみを、一緒に知っていけたらうれしいです。
自律神経は、脳と全身の臓器をつなぐ、からだの司令塔のような存在です。
心臓を動かす、体温を調える、消化を進める、呼吸のリズムを保つ。こうした「意識しなくても、からだが動いてくれること」を、24時間、休まずに支えています。
自律神経は、自分の意思では動かせません。「今日は消化をがんばろう」「体温を上げよう」と思っても、そうはいかない。だからこそ、食事や睡眠、体温、香りといった、外側からのはたらきかけでからだの環境を整えていくことが、そのままケアにつながっていきます。
自律神経は、大きく2つに分かれています。よく、車のアクセルとブレーキにたとえられます。
この2つが、1日のなかで交互に優位になりながら、からだのバランスを保っています。
どちらが良い、悪いということはありません。昼はアクセルがはたらいて活動し、夜はブレーキがはたらいて回復する。そのリズムが自然にめぐっていることが、「ととのっている」状態です。
バランスが崩れやすくなるのは、この切り替えがうまくいきにくくなったとき。今の暮らしは、夜になってもアクセルが踏まれたままになりやすいといわれます。仕事のプレッシャー、スマホの光や情報、不規則な生活。こうしたことが積み重なると、アクセルとブレーキの切り替えに、少しずつ時間がかかるようになっていきます。
自律神経のバランスが崩れると、こころとからだの両方に、小さなサインがあらわれます。
こころのサイン
からだのサイン
こうしたサインは、からだが「今、ちょっとバランスが崩れているよ」と、そっと教えてくれているものです。
自律神経を「ととのえる」というのは、アクセルとブレーキの切り替えが、自然なリズムで起きやすい環境をつくること。からだが「そろそろ休みたいな」と送るサインに、気づいて応えていく。その小さなくり返しが、少しずつケアになっていきます。
日常のなかにある、ささやかなことが、ブレーキ(副交感神経)が高まるきっかけになります。ぬるめのお湯に、ゆっくり浸かる。鼻から4秒吸って、口から8秒かけて、息をゆっくり吐く。好きな音楽を流す。あたたかい飲みものを、両手で包んでゆっくり味わいながら飲む。どれも、からだに「もう休んでいいよ」と伝える、やさしい合図になります。
yuwelが大切にしているのは、「ゆらぎを、味方に」という考え方です。からだが教えてくれるサイン「ゆらぎ」を、植物のちからを借りて、味方にしていく。あたたかいハーブティーの一杯、首すじやデコルテになじませるアロマ。ふっと呼吸が深くなる時間に、植物がそばにいてくれたら。yuwelは、そんな時間を届けたいと思っています。
自律神経のしくみを少し知っていると、調子が出ない日の見え方が、少し変わってくることがあります。「今、からだが季節や環境の変化に合わせようとしているんだな」。そう思えたら、なんだか頑張れない、いまの自分を責める気持ちから、「今日のからだには、何が合うだろう」と、そっと探す気持ちのほうへ、少しずつ向かっていけるように思います。
これからjournalでは、季節やからだの悩みごとにあわせて、自律神経のはたらきと結びつけながら、植物療法(アロマやハーブ)の視点で、セルフケアのヒントをお届けしていきます。
植物療法は、医療行為ではありません。つらさが続くときは、どうぞ無理をなさらず、医療機関に頼ってください。日々のからだの土台を、おだやかに整えていく時間に、植物のちからをそっと借りていく。yuwelは、そんなセルフケアのそばに、寄り添えたらと思っています。
参考:小林弘幸『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』(日本文芸社)
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